本物の個別指導塾を作りたい。

そんな思いで2007年11月19日(いい塾の日)にHOMES個別指導学院を設立しました。当時は、具体的に何をどうすれば良いのか、どんなシステムにすれば良いのか、全くわからない状態でした。しかし結局、どれだけ良い環境、システムを作っても、子どもたちに関わる大人が魅力的でなければ、子どもたちを成長させることはできないという考えにたどり着きました。

子どもたちの心は素直で正直です。子どもたちが大人を見抜く力は本物です。そんな子どもたちが、自分たちのために一生懸命関わってくれる大人のことを好きにならないはずがありません。そして、いつか、彼らは大好きな人を喜ばせるためにも頑張り出します。大好きな人を喜ばせるために頑張れる人は強いです。そういう子たちは、より周りの人に感謝することができます。

いつも子どもたちの周りには魅力的な大人がいてあげて欲しい。その思いが強い私は、これまで、子どもたちを集めることではなく魅力的な大人に集まってもらうことだけを考えて塾の運営をしてきました。ただ一つ、魅力的な大人を集めることだけにこだわってきた結果、たくさんの子どもたちが集まってきてくれたのです。子どもたちが大人を見る目はやはり本物だったと実感しています。

私自身の講師人生を振り返ってみても私自身をここまで成長させてくれたのも、また幸せな時間を過ごさせてもらえたのも私の教え子のおかげでした。今では、彼らや彼らと過ごした時間が私の大切な財産となっています。

今、迷いなくこの言葉を言える生き方をしてこられて本当に幸せです。傲慢でわがままで、何でも中途半端にしてしまう私が何とかここまでやってこられたのは、本当に子どもたちのおかげでした。実は、私は一度、一般的な会社に入社しましたが、自分の気持ちを偽って言葉を発したり、行動したりしなければならないことが多く、ストレスだけがたまり、仕事の喜びを感じることは出来ませんでした。そういった日々を過ごす中で、こんな気持ちで一生を終わりたくない、やりたいことを目一杯やりたいという気持ちが強くなり、仕事を辞めることにしました。それから空白の時間が随分ありましたが、焦りも後悔もありませんでした。ただただ、自分に嘘をつかずに自分を見つめ直すことだけを考えていました。そんなときにたどり着いたのが、子どもたちと関わることです。子どもたちはみな例外なく素直でかわいかったですし、本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。合格不合格よりも大切なものがあること。自分のためより好きな人を喜ばせるために頑張ることの方が強いこと。諦めないこと。感謝すること。など、今、私が大切にしていることのほとんどの事が、子どもたちと時間を過ごす中で子どもたちから学んだことです。

これからも子どもたちに感謝の気持ちを持って関わっていきたいと思っています。

君にしかできないことがある。

自分らしく、ありのままで活躍したいあなたのエントリーをお待ちしております。

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