INTERVIEW

社員インタビュー

2012年入社

MIRAI KIDS COLLEGE 校舎長 / 小学生の算数、国語

布施 良

Fuse Ryo

ポンコツでも、やればできる

入社までの経緯を教えてください。

HOMESとの出会いは、大学生のときにたまたま友人に誘われて、非常勤講師として働かせていただいたのがきっかけです。ただそのときは恥ずかしながら「元々教師になりたかったから、体験してみようかな」ぐらいの、軽い気持ちでした。

そんな中、川瀬社長と面接をさせていただき、雷が落ちたぐらいの衝撃を受けたことは今でも覚えています。それは川瀬社長がとても楽しそうに、こんな塾にしたい。こんなことをしたい。と、目を輝かせて話してくださったからです。自分が知っている「大人」とは、どこか社会に疲れていて、自分の利益のために賢い選択をするというイメージがあったので、こんな人がいるんだ。この人のもとで働きたい。と強く思いました。そして、何も取柄のない自分に、「HOMESで働かないか」とおっしゃってくださったことも、すごく嬉しかったです。

もう一つ大きかったのは子どもたちの存在です。正直最初は子どものことがあまり好きではありませんでした。ただ、こんな自分を認めて、「先生」と呼び、信頼してもらえることや、なかなか人に認めてもらえることがなかった自分にとってはただただ嬉しくて、あっという間にこの仕事にのめり込んでいきました。

 

責任者としてのやりがい、大変なことを教えてください。

僕は校舎で小中学生の責任者をやらせていただいていますが、子どもたちの成長を感じる瞬間に一番やりがいを感じます。特に高校受験をしていく子どもたちの一番近くで寄り添い、進路懇談や授業を通して本気で向き合ったときに、子どもたちが返してくれる正直な気持ち、成長をダイレクトに実感できるのは責任者の特権だと思います。

反面、僕はその子どもたちの後ろに、その子のお母さんやお父さんの顔が浮かんでしまいます。20歳も歳の離れた自分のような若造に、社会経験では圧倒的に先輩な保護者の方々が「うちの子をよろしくお願いいたします」と頭を下げてくださる。そのたびに「何とか気持ちに応えたい」と思います。だから子どもたちには、いつも優しいだけではいけませんし、泣かせてしまうこともしょっちゅうあります。このように責任者として、子どもたちと保護者の両方の気持ちを理解することはすごく難しく大変です。ただ、高校受験に合格したときの、「色々あったけど、今までありがとう」という言葉を聞くと、この日のために頑張って来てよかったと心から思います。

正直うまくいかないことばかりで9割は力不足を感じる日々ですが、その1割の嬉しさや楽しさに勝るものがないから、今もこうしているのだと思います。

Q 子どもたちと関わる中での印象に残るエピソードを教えてください。

入社させていただいてすぐに、小学4年生のある男の子を担当させていただいたのですが、彼は勉強が苦手で、どれだけ一生懸命に頑張ってもできるまでにすごく時間の

かかる子でした。最初はできるだけ楽しく授業に取り組んでいたのですが、不器用ながらも真剣に頑張る姿を見て、塾に来てくれている以上は勉強で喜ばせてあげたいと思うようになりました。しかし、何とかしてあげたいと思えば思うほど、きつい言葉や余裕の無い対応をしてしまい、ときには「もう勉強したくない」と泣かせてしまうこともありました。

どうしてもうまく関われない日が続き、彼に対しても申し訳ないと思っていたときに、

元気よく走りながら校舎に来て「先生!これあげる!」と何かを渡してくれました。よくみるとそれは魚で、お父さんと一緒に釣りに行って、一番大きな魚をこんな自分にあげたいと思ってくれたそうです。

校舎を離れたところでも、自分のことを考えてくれたことや、わざわざこんなに素敵なプレゼントをくれたことが何より嬉しかったですし、たとえどんなに小さな子であっても、必死に関われば気持ちは伝わるのだということを教えてもらいました。

川瀬社長はどんな方ですか?エピソードなどもまじえてお話してください。

僕にとっては、こんな男になりたい。と思うような存在です。

誰よりも元気で面白くて、温かくて、僕にとっての第二のお父さんかもしれません。

義理を大切にして、自分の信じる道を真っすぐ進まれる姿や、それでも自分たち社員のこと、子どもたちのことを、本当に大切にしてくださるんです。

こんなこと自分で言うのも変ですが、布施に責任ある仕事を任せるということは、とんでもないギャンブルなんです。(笑)不器用でしっかりしていないし、自信もない。ただ、こんな自分を川瀬社長は信じてくれるんです。「布施ならできる」川瀬社長にそう言っていただけるだけで、どれだけでも頑張れます。この人だけは裏切れない。いつか恩返しがしたい。って。

実は入社をさせていただくときに、一度逃げようとしたことがあるんです。HOMESが嫌とかではなく、川瀬社長や先輩社員の方々の働く姿を見てきたので、自分には無理だと思ったからです。だからかっこいい言い訳をして、入社はできませんとお話させていただきました。ただ、そのときに「なら、今やろうとしていることがうまくいかなかったらHOMESに来たらいい」と言ってくださったんです。本当は自分の気持ちなんてお見通しだったと思います。だからその言葉を聞いたときに「こんなことを言ってくださる方を、ないがしろになんかできない」と思ったことを覚えています。

単純に僕は、川瀬憲司という男に憧れ、そして、大好きなんだと思います。

今後、HOMESで頑張っていきたいことは何ですか?

変な言い方ですが、川瀬社長が社長を辞めることができるようにしたいです。

良くも悪くも、今HOMESは川瀬社長という大きな存在で成り立っています。だから自分たちも甘えてしまうことが多々あります。ただ、川瀬社長ほど、子どもたちが大好きで、子どもたちに一生懸命な方はいません。

「もう一度子どもたちと現場で関わりたい」とよくお話されています。

だから、僕はその夢を叶えていただけるようにしたいです。そのためには、自分たちがしっかりしないといけません。

俺がいなくても、HOMESは大丈夫だ。と思っていただけるように、成長した姿を見せていくことが、僕にできる唯一の恩返しだと思います。

布施 良さんの仕事中の写真

一見バラバラでも、いざとなれば協力する大垣本部メンバーです!

布施 良さんの仕事中の写真

HOMES野球部元気に活動中!社長が一番パワフルです!

布施 良さんの仕事中の写真

個性的だけど、最高の同期に巡り合えました。

OTHER INTERVIEWS

他の社員インタビュー

君にしかできないことがある。

自分らしく、ありのままで活躍したいあなたのエントリーをお待ちしております。

ENTRY