INTERVIEW

社員インタビュー

2003年入社

エリア長・羽島東校 校舎長 / 小学生の算数、中学生の数学、理科

副島 貴之

Soejima Takayuki

志門塾だけが「子どものために」という言葉から話がはじまった。
売上や実績の話が後回しだった。
結局、他の全部を蹴ってでもここに入社したいと思ったんです。

入社までの経緯を教えてください。

志門塾在籍時に社長から声をかけていただきHOMESの立ち上げから関わらせていただきました。もともと多人数で授業をやることが好きなタイプだったので、個別指導と言われたときに、少し迷ったんですけど、社長をはじめ、立ち上げ時メンバーが一緒に仕事をしていきたい人ばかりだったので、結果的には決断しました。

志門塾で5年、HOMESで10年が経ちます。私自身、高校生のときに志門塾の塾生でした。高校生のころは、できが悪い自分を当時の先生がずっと見てくれていました。大学受験のとき、なかなか受験に受からなかったんです。そんな状況で自習室に行くんですけど、先生は休みだったにも関わらず自分のためだけに出社して面倒を見てくれました。

とことん付き合ってもらえたことは忘れられないですね。その後、大学生で家庭教師のバイトで子どもと関わる立場を経験しました。教えてもらう立場と教えることを経験することで、塾の先生っていいなと思うようになったんです。

就活中は、企業展に足を運んで、なんとなく知名度のある企業を選んで話を聞いていました。自分なんかが、子どもに勉強を教えることを仕事にできるわけがないと思いながらやってました。ただ、ちょうど某塾が企業展にブースを出されていたので話を聞かせてもらったんです。

そこで、とくに資格がなくてもできることを知って、やっぱりこの仕事に就きたいと思ったんです。実は、そのときに内定をもらっていた会社もあったんです。それをいったん白紙にして、もっかいやりなおすことを決断しました。

でも、自分は高校生のころ、先生方にすごく迷惑をかけていたので志門塾には行きたくなかった。志門塾以外で探していたんです。ところが、どこの大手塾のお話を聞いても売上や実績のアピールばかりで、なんか違うな、こういった塾でやりたいわけじゃないなと感じたんです。

そこで、やっぱり志門塾の門もたたいてみようと決心したんです。志門塾では、「子どものために」という言葉から話がはじまった。経営がどうとか売上がどうとかという話は、完全に後回しだった。自分がやりたかったイメージにすごく近かった。心から志門にお世話になりたいと思えたんです。

正直、最後は全部他を蹴ってでもここに入りたいという思いになってましたね。何とか内定もいただいて晴れて社会人になりました。

副島貴之インタビュー画像

HOMESで働くとどんな成長ができるのか、自身の経験も踏まえて教えてください。

できる喜びをしっかりと感じてもらえることは、個別の良いところ。その子と関わる1対1の時間は特別です。子どもと向き合うことは、自分自身の成長にもつながっています。

入社当時、なぜか自信過剰だった自分は、何でもできると思い込んでました。社長になってやる、なんて威勢の良いことも言ってた気がします、笑。でも、ぜんぜん力がないことに気づきました。

知れば知るほど、先輩方はすごいと感じました。自分は同期の中で一番叱られ、一番ご迷惑をおかけしたと思います。

どんどん後輩が増えていく中で少しずつ成長できた気がします。していただいてた立場から、する立場にかわっていく中で、自分が輝くのではなく、いかに後輩たちを輝かせるかということを考えながら動けるようになっていきました。とにかく、しっかり話を聞いてあげることを大切にしています。

自分は、上下関係なく常に認めてもらいながら、褒めていただいてきました。そのたびに、うれしくてモチベーションが上がって頑張れた。だから、今度は自分が、その子その子のいい所を認めながらやっていきたいと思っています。これは、子どもたちに対しても同じことです。誰でも認められることはうれしいはずですからね。

そして、子どもたちの前ではいつも元気良く笑顔でいることを心がけています。HOMESは、志門塾の集団授業の生徒とは少し違って勉強ができる子もそうじゃない子も来るんです。いろんな可能性を持ってる子が来ます。

ただ、どの子もみんな、できるようになりたいと思っています。そういう思いで来ているわけですから、絶対に力を伸ばしてあげたい。これは無理だと決めつけるのではなく、望んでいるのであればそれを引き出してあげられるようにしたい。こちらがあきらめたら何もはじまらないと思っています。

ときには、厳しくなったり、できないことに対してのもどかしさも感じますけどね。それでも、涙を流しながらやってくれて、テストで予想以上の点を取ったりすると本当にうれしいんです。

個別指導の魅力は、一人ひとりに合わせてあげられること。できる子には、もっとできそうなものを与え、できない子には、まずできそうなものを与える。できる喜びをしっかりと感じてもらえるやり方は、個別の良いところだと思います。

直接、その子と関わるときは1対1になるので、その時間はすごく特別だと感じています。その子だけのために向けての発信ができるんです。真剣に向き合うと、子どもから教えてもらえることも多い。

こんなことにも疑問点を持つんだとか、ハッとする質問をされたりとか、こんなとこに気づくんだとか。子どもってすごいなと思うことを直接聞けることは楽しいですね。自分自身の成長にもつながっていると思います。

HOMESにはどんな人が向いていて、どんな人に入社して欲しいですか?

どんどん可能性を伸ばしてもらえる環境です。でも、結局は子どものことが好きじゃないと駄目ですけどね。素直に子どもと向き合える人であれば、絶対に楽しく働けると思います。

HOMESに向いている人、そうでない人ということはあまり考えたことがないですね。子どものために一生懸命になれる人であれば、向き不向きはないんじゃないでしょうか。子どもたちに教えたい、という気持ちが強くあれば、個別も集団も関係なく塾の講師はできると思います。

この会社は、どんどん可能性を伸ばしてもらえる環境だと感じています。結局は子どものことが好きじゃないと駄目ですけどね。会社の方針がこうだから、こうしなさいという感じがほとんどありません。しっかり話を聞いてくれる人がいっぱい居ますし、誰かが何かをやりたいと言えば、やってみればいいんじゃないかと言ってもらえます。

先輩方が本当に話を聞いてくれるので、下はのびのびできてると思います。気づいたら憧れの上司や先輩ができて、こんな人になりたいと思うようになっていきます。その憧れが循環していっている環境だと思います。

子どもが通いやすい校舎というのは当たり前で、講師やスタッフが楽しく通いたくなる場所を意識しています。たとえ外観がきれいで格好良くても、大人同士がけんかしてたり、ぎくしゃくした空気だと、その空気は子どもに伝わってしまうんです。

大人も笑顔で行きたくなる校舎を目指しています。そして、それをつくってくれてるのは、子どもたちの存在でもあります。本当にみんなで良い影響を与え合ってる場所にしたい。そうなれば自然に人が集まって来る場所になるんだと思います。

だから、非常勤の講師の話も一生懸命聞くようにしています。子どものために一生懸命やっている非常勤の講師、社員を見ていると、すごくうれしい気持ちになります。素直に子どもたちと向き合える人であれば、HOMESで楽しく働いてもらえるんじゃないでしょうか。

HOMESの特長、個性をどう見ていますか。

アルバイトの非常勤から進路の相談を受けたら「すごくいい会社、ひとつだけ知ってるよ。名前は、HOMESって言うんや」と答えています(笑)。

たまに他の会社で働いている友人と話をするんですけど、HOMESは一人ひとりの社員がすごく大切にされてると感じます。一人ひとりの社員に耳を傾けていただいて、すごくあたたかい人ばかり。人間関係で苦しむことって、一番つらいじゃないですか。

でも、そういったことが、ほとんどない。自分は、まったくないです。非常勤の子たちから進路の相談を受けたら「いい会社、ひとつだけ知ってるよ。名前は、HOMESって言うんやわ」と言ってます。笑。

子どものことが好きなら、そして、自分自身をしっかり見てくれる企業を求めるなら、本当にHOMESは良い会社だと思う。子どもの中で講師になりたい子に理由を聞くと「先生たち、楽しそうだもん」って言ってくれるんです。そうなんです、確かに楽しいんですよ。

HOMESは、まず子どものために、とやれる会社。そこが一番ですね。子どものためなら、何でもやりたいことはやっていいよと言ってもらえる会社。そして、子どものためにと同じくらい、社長のためにと思っています。やっぱりトップの考え方、行き先を常に明確にしてもらえてることは大きいです。こう進めばいいんだ、と思えることは幸せです。

少しでもそういった憧れの存在に近づきながら、会社の支えになれたらいいと思っています。自分1人でできることは限られています。まわりの支えに感謝しながら、そして、さらにみんなから賛同してもらえるように頑張って行きたいと思います。

HOMESは、のびのび働けて自分の頑張りをまわりがちゃんと見てくれているから、やる気になります。とにかく、人間関係が最高。世の中にはいろいろな職種、職場があります。たくさんの業種に興味を持って欲しいけど、他の会社に触れれば触れるほど、うちの会社の良さがわかると思いますね。笑。

今後、日本の塾と言えばという場面で、HOMESの名前が真っ先に上がるような会社になりたい。そうやって、社員一人ひとりが強く思うような会社になってなっていくんだと思います。

HOMES立ち上げ時のお話、10周年を迎えた気持ちなどを教えてくだい。

本当はすごく苦しかったはずなのに「わかった」と社長が言ってくれた。それが、今の北方校のはじまりです。だから、何とか子どもたちに集まって欲しいと必死に頑張れた。

HOMES立ち上げのころは、内緒で動いていたし、志門塾の校舎長をやりながらの準備だったのですごく大変でした。思い出はたっぷりありますよ。立ち上げメンバーである7人の校舎長と時間があれば、深夜徘徊をしながら物件を探したりね。受験直前の時期だったから本当に慌ただしかった。

物件探しからすべて各校舎長が社長にプレゼンして決めていったから、立ち上げ当時の各校舎長は、校舎にものすごく愛着があったと思います。だからこそ、子どもにも愛してもらいたい空間にしたいと強く思いましたね。社長もそういった思いで自分たちに任せてくれていた部分があったと思います。

とにかく大変でしたが、すごく楽しかったです。最初の校舎が開校して、その次の開校が一気に4校だった。HOMESに移ってきた校舎長が複数人いたから、校舎が複数必要だった。おじさんを散らす作戦って社長が言ってましたね、笑。それを3ヶ月くらいでやりきった。

お金がなかったのに、開校しないといけない状況。自分たちも必死でしたが、社長は本当に大変だったと思います。自分が物件を見つけて来たとき、ぼく、最初は断られましたからね、笑。予定の家賃よりも10万くらい高くて。

でも、実はお金がなかったことを当時の自分はあまりわかっていなかったんです。社長は、「もっといい所あるやろって。僕は、ここがいいです、お願いします!」って押し問答、笑。

で、本当はすごく苦しかったはずなのに「わかった」と言ってくださった。それが、今の北方校の出発でした。社長に無理も聞いてもらってからのスタート。何とか子どもたちに集まってもらわないといけなかったので必死に頑張りました。

準備期間中に川瀬社長が用意してくれたパンやおにぎりが、本当においしかったなぁ。それは、今でも鮮明に思い出しますね。そんな苦境を一緒に経験できたことも、立ち上げメンバーの絆が深まった理由だと思っています。急な呼び出しも、夜中の作業も、どんな大変な作業もまったく苦にならなかったです。

そして、社長はそんな状況でも、学生のアルバイトをとにかく大切にして欲しいと僕らに伝えた。自分たちがしんどい思いをしても頑張れたのは、社長の信念を信じていたからでしょうね。ボランティアで手伝ってくれた学生の子もたくさんいたなぁ。だからこそ、今があるんだと思います。関わる人たちを絶対に大切にしなきゃいけないと思います。

最初は新入社員も入れられない状況だったし、社員を増やせる状況でもなかった。その大変さをわかってたつもりだったんですけど。。実は立ち上げ当初が想像を絶する深刻な状況だったことを10周年記念誌の川瀬社長執筆の沿革ではじめて知りました。当時社長は、本当に大変な思いをされてたんだなぁ、と涙が止まらなかったですね。ともかく、HOMESは、川瀬社長の熱い熱い情熱と信念からスタートして、今も変わらず続いているんです。

副島 貴之さんの仕事中の写真

ハロウィン/子ども達に喜んでもらうために講師みんなで気合い入れてみました。

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おそろいのパン/子ども達から食パン(?)の誕生日プレゼント。おそろいのグッズで記念撮影。

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ぐじょっパ/毎年HOMESでは感謝の気持ちを込め講師全員で先輩講師を送り出します。

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